2024.1 英検に新設級ができます!
2025年に準2級と2級の間に、新たな級が設置されることが昨年9月に発表されたのをご存じですか?
すごーく先のことのように感じますが、実は今や英検は、小学生からスタート!が当たり前になりつつあります。
では、このリニューアル、小学生の子ども達にはどんな影響があるのでしょうか。
ちなみに、新設級の設置理由は
通常各級の合格までのスパンは1年が目安になっているが、準2から2級は約2年かかっていることが主な理由のようです。
新設されることで、英検の難易度はなだらかな山にはなりますが、一方で必要となる級に変化がない場合、スピード感をもって取得する必要が出てきます。→そう、スタートがより早まった印象です(;'∀')
高校受験で有利になるのは、準2級(3級もまだまだ活用可)
大学受験で有利になる級は学校や学科により変わりますが準1級~2級(準2級も可の学校も)
と言われています。
逆算式で英検ロードマップの一例を描くと
高2 準1級
高1 2級
中2 秋 新設
中1 秋 準2
小6 春 3級
小5 4級
小4 5級
高校受験、大学受験で有利に活用することを目指すなら、この辺りが理想的なラインかなと思っています。
もちろん、スタート時期や目標級によって、ペースは変わってきますが、
小学生でスタート出来ると、焦らずに進めていける子が多いです🥰
ちなみに、都市部で中学受験を見据えているご家庭は、小4までに3級を取るペースで進むご家庭が多いです。
ただし、小4~6で英語をゼロにしてしまうと、中1ではほぼ何も覚えていない状態になるので、注意が必要です。
そんな私立中は、英語に熱心な学校が多いという事実も付け加えておきます(゚Д゚;)
そしてまた、早くとりすぎても過去2年までのスコアが認められるといった、有効期限を設けている学校も多いので、計画的に進めていく必要があります。
とはいえ、
英検単語(特に、5~3級)は学校英語+αで、子ども達にとって必要な知識ばかりです。
日頃から、聞くことをおろそかにしていなければ、リスニングが問題になることは少ないでしょうから、
カンに頼らず4択が選べるだけの、語彙力と文法を身につけることが英検の階段をひとつずつ軽やかに登っていくカギになります。